薬剤師同士で何と呼ぶ?
今日は休日当番で出勤。
新型コロナウイルス蔓延による、
全国緊急事態宣言もあり、
静かな1日であった。
岩手県は感染者はいまだゼロ。
しかしながら検査の数は少なく、
(検査体制の問題もありなかなか難しいところ)
無症状や軽症の方がいることを考えると、
感染者がいると思って行動しなければならない、
といつも思っており、
患者さんには出来ることを徹底するよう、
常に声かけしている。
(ここらへんのところは過去ブログにも書いたので参照ください→新型コロナウイルスと私 - ~学びと気付きの場所作り~)
ちなみに、
岩手県のHPを確認したところ、
検査数は以下の通り。
そんな中、
今日いらっしゃった患者さんから、
「岩手県はゼロ、このまま行ってもらいたいね」
「岩手県はゼロだし、大丈夫でしょ」
「いつになったら終わるのかしら」
といった声を耳にしたので、
その度に、
・感染していないことを証明する手段はないこと
・出来ることは手洗い&3密を避けること
・具合が悪くなった時の対応
について説明している。
最近はハッキリ言って、
そればかりと言っても過言ではない。
さてさて、
今日も出勤時に恒例のvoicy。
フォローしている『澤円の深夜の福音ラジオ』の内容で思うところがあったので、
いつも通りつらつらと書いていきたい。
呼び方問題
私の記憶が確かならば、
(鹿賀丈史風)
Twitterでフォローさせてもらっている、
るるーしゅさんが以前にツイートしていたと思う。
(残念ながら、るるーしゅさんはめちゃくちゃツイートが沢山なので探せなかったでごわす)
(ちなみに、るるーしゅさんのTwitterアカウントのプロフィール画面を添付する)
(ちなみにちなみに、るるーしゅさんのブログは気付きがたくさんで、4コマがあるのでとっつきやすく、かつ見やすいので、超おすすめ)
(参照:KUROYAKU – 世界は! 我々、黒の薬剤師会が捌く!!)
ツイートの内容はと言うと、
薬剤師の呼び方問題。
ちょうど澤さんのラジオの内容とも一致したので、
改めて思うところがあったのだ。
薬剤師の資格を持って、
現場で働き始めると、
大抵『先生』と呼ばれることになる。
医薬品卸の担当の方(MS)や、
医薬品メーカーの担当の方(MR)や、
医師や看護師や病院の事務さんから、
主に呼ばれるし、
患者さんからも先生と呼ばれることもある。
(新人の時点でMSさんやMRさん以外の方から即呼ばれるかどうかは何とも言えないが)
正直言って、
先生と呼ばれるほどの実力なんてないよ、
と心の中で思っている。
それと同時に、
薬剤師という国家資格を持っている以上、
先生と呼ばれるにふさわしいほどの、
実力を兼ね備えなければならないな、
とも感じる。
ただ、
先生と呼ばれることを当たり前とか、
先生と呼ばれて気持ちがいいとか、
変な奢りにつながらないように、
戒めとしている。
薬剤師以外の方からから、
先生と呼ばれる際に思うところは以上であるが、
問題は薬剤師同士の呼び方である。
薬剤師同士の呼び方
私の勤める薬局では、
薬剤師同士だったり、
職員同士は『〜さん』で呼ぶ決まりとなっている。
しかし、
他社や市外や県外の薬剤師と会話する際に、
特に初対面や友達というほどの仲ではない場合に、
たいてい『〜先生』と呼ぶことが多い。
ラジオで澤さんがおっしゃっているように、
私自身も『〜さん』で統一したいと思っている。
それは、添付した会のタイトルのように、
『人間関係がフラットな方が楽だと感じる訳』
といったこともあるが、
ケアカフェをやっていることも影響しているなぁ、と思っている。
ケアカフェかまいしの支配人として、
何度もケアカフェのマナーを説明していることも、
大きく影響していると思うのだ。
(ちなみに、私が毎回使っているケアカフェのマナースライドを添付した、4つ目の項目がそれにあたる)
そんな風に、
自分自身は相手のことを「〜さん」と、
呼びたいなとおもっているのだが、
なかなかそうできない時もある。
特に、
複数人の薬剤師で会話している際に、
それは起こり得る。
会話の中で、
「〜先生」と呼び合う空気感が、
自然と醸成されていると、
自分のスタンスとして「〜さん」と呼びたい、
と思っても浮いてしまう感じがしてしまい、
結果的に自分のルールを崩して、
場の空気に合わせてしまうのだ。
何だかやりづらいなぁと感じながらも、
俗に言う『空気を読んで』対応するわけだ。
そんな自分のルールを貫けない自分に、
嫌気がさすこともあるが、
まぁあまり考えすぎずにやっている。
そんなことを考えさせられた、
澤円さんのvoicyであった。