~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

新型コロナウイルスと私

いやぁ、気付けば最終更新日が11日なんで、

5日ほど放置プレイをかましてもうた…

 

この5日間は、

娘を寝かしつけるとともに、

寝落ちしてしまうことの繰り返し。

 

また淡々と、

Weblog→Web上のlog(記録)、

まぁ私の場合は日記的なものとして、

更新していきたいと思う。

 

今回は、はじめて、

新型コロナウイルスについて書いていきたい。

 

と言っても、専門知識のようなものではなく、

日々薬局で働いていく中で思うことを、

記録していきたいと思う。

(なんか変なタイトルとなってしまった)

 

唯一の感染者ゼロ県

 

この記録を書く、

2020年4月16日現在、

岩手県は全国で唯一、

感染者がゼロの県である。

 

この状況に対して、

やれ検査数が少ないだの、

やれ感染者がいるのに隠しているだの、

検査数が少ないのは感染者出したくないからだの

まぁほんとに、みんな色々と意見を言っている。

 

他県と比べて、検査数が少ないのは事実である。

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(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000621710.pdf)

 

ちなみに、岩手県の検査体制であるが、

あるニュース記事に現在の状況が記載されていた。

県は新型コロナウイルスの検査体制を強化した。県内で唯一対応している県環境保健研究センター(盛岡市、環保研)の装置を増やし、従来の2倍となる1日当たり最大40検体の検査が可能に。全国で感染症が広がる中、早期発見と対応で封じ込めを図る。

(引用:https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000621710.pdf)

 

ちなみに×2、現時点での検査数はこちら。

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(参照:岩手県 - 新型コロナウイルス感染症関連情報)

 

ちなみに×3、現時点での相談件数はこちら。

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(参照:岩手県 - 新型コロナウイルス感染症相談件数)

 

話が逸れてしまった気もするが、

そもそも何が言いたいかと言うと、

別に検査体制をどうのこうの言うつもりはなくて、

前述のように色々な人が色々なこと言ってるなぁ、

と日々思いながら、

そんな噂話に毛が生えた程度のことを、

ものすごぉく気にするくせに、

手洗いとかマスクの付け方とか、

顔を不用意に触ったりとか、

お札を数える時に指を舐めるとか、

ソーシャルディスタンスとか、

病院や薬局はリスクと思っていないとか、

あんまり気にしてないなぁと感じるからである。

(途中、言葉のチョイスをミスった気もするが、気を悪くしないでいただきたい)

 

何もそう言った人を非難したいわけではない。

 

ウイルスという目に見えないものを、

相手にしているので仕方がない面はある。

誰しも不安なのだろう。

 

こんなことを書いている私自身も、

毎日不安を感じている。

 

ただ、現時点でできることは、

・手洗いの徹底&こまめな手洗いや手指消毒

・3つの密を避ける

はっきり言ってこの2つしかないと思っている。

 

日々流れてくる情報だって、

仮説レベルのものもあるし、

言ってしまえばわからないことだらけだからだ。

(もちろん私みたいな小物からするとわからないことだらけで人によって認識は異なると思います)

 

そんなことを気にしてもしょうがないと、

自分に言い聞かせながら、

患者さんには手洗いをきちんとすることや、

(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf)

3密を避けることや、

(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622211.pdf)

マスクの正しい使い方や、

(参照:国民の皆さまへ 関連情報((新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省)

体調悪化の際の行動や、

(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pdf)

家族で感染疑いが出た場合の対応や、

(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf)

セルフメディケーションや、

薬局を上手に利用することや、

岩手県は感染者ゼロとなっているが、

自分が感染者のつもりで行動し、

心安らげるものを何かするように、

伝えている。

(最近の服薬指導はほぼこれと言っても過言ではない)

(参照だらけになってもうた…)

 

最近の患者さんの心理

 

私のブログではたいていこうなのであるが、

まぁ脱線しまくりで見辛いものになってしまい、

もしも、こんな拙いブログを読んでくれる人が、

いるのだとすればご容赦いただきたい。

 

話を戻そう。

最近、患者さんから感じ取れるのは、

「もし岩手県初の感染者になってしまったら…」

という不安である。

 

事実、他県ではコロナハラスメントなるものが、

存在していたり、感染者の家に石が投げられたり、

そんな情報を耳にすると、落ち込んでしまう。

(参照:会社内でのトラブル増加!コロナハラスメントとは(産業保健新聞)新型コロナウイルスの感染拡大でコロナハラ…|dメニューニュース(NTTドコモ))

 

なんだか、人間の醜い部分を、

これでもかと見せられているようだ。

 

今はまだ、患者さんの中には、

どこか楽観的な人も多く、

(患者の精神的にはそれぐらいの方が精神衛生上よろしいかと思うが)

現在は、目の前の患者さんから、

直接的に嫌な思いをさせられたことはない。

 

ただ、今後感染者が出た時にどうなるのか…

と思うと恐ろしいなぁと嫌な想像をしてしまう…

 

その時の患者さんの行動はどんな感じになのか…

 

そんな想像もしてしまうのだが、

そもそも、

感度が低く検査自体難しいとされるPCR検査で、

陰性となったからと言って、

偽陰性や無症状や軽症例を考えれば、

岩手県新型コロナウイルス感染者はいると思う。

 

そんなことを考えながら、

コロナ騒動が起こる前のように、

軽症の風邪で病院受診をされる方もおり、

はっきり言ってコロナを除外する手段がない以上、

目の前の患者さんがコロナかも…

と思ってしまう自分がいる…

 

というわけで、

(どんなわけだ…)

いつも以上に神経質になりながら、

患者さんに上記のような投薬をしつつ、

お互いできることを頑張りましょうね、

と声かけしつつ、

また、私達も怖いんですよ、

などと弱音を吐きつつ、

少しでも安心感も与えられるよう、

日々働いている。

 

他の職業のことを考えると、

感染リスクはあるものの、

仕事があるということを喜ばなければならない、

と自分に言い聞かせながら、

また明日も働いていきたい。

 

今日も長々と駄文拙文にお付き合いいただき、

まことに感謝である。