~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

贈与としての薬剤師という存在

毎度毎度の書き始めになるが、

昨日も娘を寝かしつける際に寝落ちし、

ブログ更新が1日空いてもうた…

 

気を取り直して今日もまた

ブログを書いていきたい。

 

毎日のインプット

 

たくさんの情報が行き交う現在。

 

ありとあらゆる興味深い情報に溢れ、

どの情報をどのように取り込むか、

あるいは、どのように調べて手に入れるか、

といったことを考える。

 

情報を自分の中に入れる行為。

 

1日の時間に限りがある以上、

その行為に避ける時間は決して多くはないだろう。

 

個人的には、note、NewsPicks、Twitter

Facebook、flier、voicyなど、

興味をそそられるものが多過ぎて、

後ろ髪を引かれながら取捨選択している。

 

そんな中、音声を活用することは、

何かをしながら情報を仕入れることができ、

大変重用している。

 

上記の例ではvoicyとflierがそれにあたるのだが、

voicyは音声メディアだから当然として、

書籍要約サービスのflierは意外に思うかもしれない。

 

flierの要約には音声再生機能がついており、

その日の状況によっては音声再生のみで、

要約した情報を仕入れることもあるのだ。

(時間が許す限りは音声を聴きながら読んでいるが)

 

そんなvoicyだが、以前よりフォローを減らした。

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私のフォローが減ったところで、

どうでもよいことではあるが、

フォローし過ぎて、コンテンツによっては、

ほぼ聴くことができない状態だったからである。

 

これも取捨選択だ。

(面白そうなのがたくさんあるんだけど…泣)

 

voicyの9フォローの中でも、

必ず毎日聴くものと、そうでないものもある。

毎日更新のものとそうでないものもあるので、

現在の9つは個人的にはバランスがよいな、

と感じている。

 

荒木博行のbook cafe

 

そんな毎日必ず聴くものの1つが、

以前何度も紹介していた『荒木博行のbook cafe』

である。

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書籍要約サービスflierのCOOを務める

荒木マスターがおすすめ書籍を紹介してくれたり、

毎日更新されるflierの要約を紹介してくれたり、

毎日聴いていてマスターの落ち着きのある声に

癒されるとともに、多くの気付きが得られる

私にとって貴重なコンテンツである。

 

一昨日5月12日の放送は、

マスターおすすめ書籍も、flierの要約も、

同じ書籍であった。

 

『世界は贈与でできている』である。

この放送を聴いて即、flierの要約を読んだ。

 

荒木マスターの誤読、flierの要約を読んで、

色々と頭に浮かんできたことがあったので、

今回はそれを書いていきたいと思う。

(相変わらず長く稚拙な前振りだ)

 

ちなみに『誤読』とは、

荒木マスターが度々使う言葉で、

放送の際に何度も出てくる単語である。

荒木マスターの言葉なのか別の方の言葉なのか、

出典は定かではないが、素敵な言葉だなと感じる。

その定義は、コンテンツを読み取る際に、著者の意図とは異なる、独自の解釈をすること、である。

 

今日のブログも私の誤読に過ぎないが、

もしも読んでくれる人がいれば嬉しい限りである。

 

アンサングという言葉に

 

この書籍の内容をamazonのページから引用する。

目次
第1章 What Money Can't Buy――「お金で買えないもの」の正体
第2章 ギブ&テイクの限界点
第3章 贈与が「呪い」になるとき
第4章 サンタクロースの正体
第5章 僕らは言語ゲームを生きている
第6章 「常識を疑え」を疑え
第7章 世界と出会い直すための「逸脱的思考」
第8章 アンサング・ヒーローが支える日常
第9章 贈与のメッセンジャー
内容(「BOOK」データベースより)
最有望の哲学者、「希望」のデビュー作。「仕事のやりがい」「生きる意味」「大切な人とのつながり」―。なぜ僕らは、狂おしいほどにこれらを追い求めるのか?どうすれば「幸福」に生きられるのか?ビジネスパーソンから学生まで、見通しが立たない現代を生き抜くための愛と知的興奮に満ちた“新しい哲学”の誕生!

(引用:https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E8%B4%88%E4%B8%8E%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%80%8D%E3%82%92%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E5%80%AB%E7%90%86%E5%AD%A6-NewsPicks%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0-%E8%BF%91%E5%86%85%E6%82%A0%E5%A4%AA-ebook/dp/B085NJC1HD/ref=mp_s_a_1_1?dchild=1&keywords=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E8%B4%88%E4%B8%8E%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B&qid=1589391120&sprefix=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF&sr=8-1#productDescription_secondary_view_div_1589391128704)

 

ブログ名『学びと気付きの場所作り』にもある、

『気付き』であるが、私の気付きなど、

連想ゲームのようなものである。

 

今回は引用にもある目次の『アンサング』

という言葉に引っかかった。

 

『アンサング』とは英語でunsungと書き、

辞書によると以下のような意味である。

unsung
un・sung /`ʌnsˈʌŋ←/
形容詞
詩歌にうたわれ(てい)ない; 〈人・業績など〉詩歌によってほめたたえられない.

用例

The hero died unsung. その英雄は人に称賛されることもなく世を去った.

(引用:unsung とは 意味・読み方・表現 | Weblio英和辞書)

 

私がこの言葉に引っかかったのは、

薬剤師が主人公の漫画『アンサングシンデレラ』

の存在があったからである。

ちなみにこの漫画はドラマ化もされ、

放送開始間近のところで

新型コロナウイルスの影響を受け、

現在放送延期状態である。

 

薬剤師が主人公の漫画は過去にも一作あったが、

ドラマ化されたのは初めてであり、

内容もさることながら薬剤師が期待する漫画だ。

(過去には『薬屋りかちゃん』という漫画も存在した)

薬屋りかちゃん : 1 (アクションコミックス)
 

(ちなみに『アンサングシンデレラ』が病院薬剤師が主体の作品で『薬屋りかちゃん』は薬局薬剤師が主人公の作品である)

 

薬剤師って

 

いつものように脱線しまくっているが、

話を『世界は贈与でできている』に戻そう。

 

この作品は要約を読んだ後に購入しているが、

まだ読んでいないので要約からの気付きであり、

私の誤読が判断に盛り込まれているので、

ご注意いただきたい。

(積読が多くて恥ずかしくてなる)

 

この書籍の中で、贈与とは、

信頼関係や助け合いのように、

お金で買えないもの、

およびその移動と定義している。

 

そして、日常のモノやサービスは、

多くの贈与でなりたっており、

その贈与は贈与であることを隠している、

と記されている。

 

詳しくは、要約や書籍を読んでいただきたい。

私も書籍を購入したのにも関わらず、

まだデジタル積読状態であるが…

 

また横道にそれたので戻そう。

 

薬剤師として働く中で、

患者さんに我々の役割を理解されていないな、

と感じる場面は少なくない。

 

そんな状況を何とかしようと、

日々の業務の中で、

患者さんに理解してもらえる説明をしてきた。

 

薬剤師ってこんなことしてますよ、

薬剤師ってこんな役割がありますよ、

薬剤師ってみんな同じではないですよ、

薬剤師って、薬剤師って、薬剤師って…

 

自己アピールの連呼である。

 

アンサング状態から抜け出したいが如く、

もっと讃えてくれ、私達ってすごいでしょ、

もっと認めてくれ、と承認欲求の塊のような、

そんな様相を呈している気がする時もある。

 

もちろん、薬剤師の役割を理解してもらうことは、大切なことだと思いながらも、

たまに『薬剤師って』という自己アピールに、

疲れることがある。

 

そんな時に、この書籍にあるように、

私達の役割は『贈与』なのかもしれない、

と捉えることで少しではあるが、

気持ちが楽になるような気がした。

 

積読状態の本を読み進めていきたいと思う。

相変わらず本題が薄っぺらいなと、

自分で突っ込みを入れつつ終わりとしたい。