~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

薬剤師同士で何と呼ぶ?

今日は休日当番で出勤。

新型コロナウイルス蔓延による、

全国緊急事態宣言もあり、

静かな1日であった。

 

岩手県は感染者はいまだゼロ。

 

しかしながら検査の数は少なく、

(検査体制の問題もありなかなか難しいところ)

無症状や軽症の方がいることを考えると、

感染者がいると思って行動しなければならない、

といつも思っており、

患者さんには出来ることを徹底するよう、

常に声かけしている。

(ここらへんのところは過去ブログにも書いたので参照ください→新型コロナウイルスと私 - ~学びと気付きの場所作り~)

 

ちなみに、

岩手県のHPを確認したところ、

検査数は以下の通り。

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(引用:岩手県 - 新型コロナウイルス感染症関連情報)

 

そんな中、

今日いらっしゃった患者さんから、

岩手県はゼロ、このまま行ってもらいたいね」

岩手県はゼロだし、大丈夫でしょ」

「いつになったら終わるのかしら」

といった声を耳にしたので、

その度に、

・感染していないことを証明する手段はないこと

・出来ることは手洗い&3密を避けること

・具合が悪くなった時の対応

について説明している。

 

最近はハッキリ言って、

そればかりと言っても過言ではない。

 

さてさて、

今日も出勤時に恒例のvoicy。

フォローしている『澤円の深夜の福音ラジオ』の内容で思うところがあったので、

いつも通りつらつらと書いていきたい。

 

呼び方問題

 

私の記憶が確かならば、

(鹿賀丈史風)

Twitterでフォローさせてもらっている、

るるーしゅさんが以前にツイートしていたと思う。

(残念ながら、るるーしゅさんはめちゃくちゃツイートが沢山なので探せなかったでごわす)

(ちなみに、るるーしゅさんのTwitterアカウントのプロフィール画面を添付する)

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(ちなみにちなみに、るるーしゅさんのブログは気付きがたくさんで、4コマがあるのでとっつきやすく、かつ見やすいので、超おすすめ)

(参照:KUROYAKU – 世界は! 我々、黒の薬剤師会が捌く!!)

 

ツイートの内容はと言うと、

薬剤師の呼び方問題。

 

ちょうど澤さんのラジオの内容とも一致したので、

改めて思うところがあったのだ。

 

薬剤師の資格を持って、

現場で働き始めると、

大抵『先生』と呼ばれることになる。

 

医薬品卸の担当の方(MS)や、

医薬品メーカーの担当の方(MR)や、

医師や看護師や病院の事務さんから、

主に呼ばれるし、

患者さんからも先生と呼ばれることもある。

(新人の時点でMSさんやMRさん以外の方から即呼ばれるかどうかは何とも言えないが)

 

正直言って、

先生と呼ばれるほどの実力なんてないよ、

と心の中で思っている。

 

それと同時に、

薬剤師という国家資格を持っている以上、

先生と呼ばれるにふさわしいほどの、

実力を兼ね備えなければならないな、

とも感じる。

 

ただ、

先生と呼ばれることを当たり前とか、

先生と呼ばれて気持ちがいいとか、

変な奢りにつながらないように、

戒めとしている。

 

薬剤師以外の方からから、

先生と呼ばれる際に思うところは以上であるが、

問題は薬剤師同士の呼び方である。

 

薬剤師同士の呼び方

 

私の勤める薬局では、

薬剤師同士だったり、

職員同士は『〜さん』で呼ぶ決まりとなっている。

 

しかし、

他社や市外や県外の薬剤師と会話する際に、

特に初対面や友達というほどの仲ではない場合に、

たいてい『〜先生』と呼ぶことが多い。

 

ラジオで澤さんがおっしゃっているように、

私自身も『〜さん』で統一したいと思っている。

 

それは、添付した会のタイトルのように、

『人間関係がフラットな方が楽だと感じる訳』

といったこともあるが、

ケアカフェをやっていることも影響しているなぁ、と思っている。

 

ケアカフェかまいしの支配人として、

何度もケアカフェのマナーを説明していることも、

大きく影響していると思うのだ。

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(ちなみに、私が毎回使っているケアカフェのマナースライドを添付した、4つ目の項目がそれにあたる)

 

そんな風に、

自分自身は相手のことを「〜さん」と、

呼びたいなとおもっているのだが、

なかなかそうできない時もある。

 

特に、

複数人の薬剤師で会話している際に、

それは起こり得る。

 

会話の中で、

「〜先生」と呼び合う空気感が、

自然と醸成されていると、

自分のスタンスとして「〜さん」と呼びたい、

と思っても浮いてしまう感じがしてしまい、

結果的に自分のルールを崩して、

場の空気に合わせてしまうのだ。

 

何だかやりづらいなぁと感じながらも、

俗に言う『空気を読んで』対応するわけだ。

 

そんな自分のルールを貫けない自分に、

嫌気がさすこともあるが、

まぁあまり考えすぎずにやっている。

 

そんなことを考えさせられた、

澤円さんのvoicyであった。