~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

お金を稼ぐことは不純なのか

日記のつもりで

日々思ったことを書き記す

毎日更新の3日目

 

今日は盛岡の尊敬する薬剤師の先輩とMessengerにてやり取り

 

その最中にお金の話になった

医療従事者の中でお金の話がタブー視されている

という内容だ

 

確かに、医療に限らず

『お金を稼ぐ』ことに対して

なぜか金の亡者のような目で見られがちかなぁ

と感じることがある

そんな話をしていて思い出した出来事があった

 

ある高校教師に言われた一言

 

ブログをはじめて2個目の記事にも書いたが

私の出身は東京都八王子市であり

縁もゆかりもない岩手県釜石市で暮らしているわけであるが

なぜ釜石に来たのかというと

お金を貯めてドイツに留学し

サッカーの指導者のライセンスを取得したいという目標があったからである

 

地域で活動するのは何故か? - ~学びと気付きの場所作り~

 

釜石で働いていて

「出身は八王子です」

と伝えると大方「なんで釜石に?」

と質問されるので

その場の状況に合わせて何度も何度も説明した結果

短めに要点をまとめた答え方から

じっくり目に順を追った答え方まで

使い分けられるようになった

 

そんなある時

私が新日鐵住金サッカー部所属時のこと

(現在は日本製鉄釜石サッカー部)

遠野高校出身の後輩の結婚式に参加することになり余興を任された

余興映像の作成にあたり

彼の母校である遠野高校に行くことになった

 

遠野高校に着き

サッカー部の練習中に監督やコーチからメッセージをいただいたのだが

部長をしていた教員とのやり取りで以下のようなものがあった

部長「出身が東京なの?なんで釜石に?」

私「えぇっと…稼ぎに来ました」

部長「不純な動機だな」

 

はっきり言って

初対面の人にそこまで言われる筋合いはないと気分を害したが

余興の動画撮影のことを考えると

そこで一悶着を起こすわけにはいかず

何も言わずにその場を後にした

 

私は

会話時の反射神経が鈍いというか

口喧嘩に弱いタイプというか

怒りの感情を押し殺して対応してしまう方であるし

こういった嫌な出来事はなかなか忘れられない方である

 

まぁ色々と恨み辛みをあげても良くないのでここらへんで私の抱いた感情についての話は終わりにしよう

 

ちなみにその時に目標の話をしなかったのには理由があった

その当時はサッカーの指導者になりたいという目標から、薬剤師として釜石地域の発展に貢献したいという目標に変わっていたこと

そして

現在進行形でサッカー指導に携わっている方々に対して、サッカーの指導者になりたかったということを言い辛かったこと

(目標が変わってしまったことや、自信を持って過去の目標を伝えられる心境ではなかったこと)

そういった背景から「稼ぎに来た」と一言で終わらせてしまったのだ

 

お金を稼ぐこととは

 

目標の話をしなかった理由はさておき

ここで問題提起をしたいのは

仮にも子供達の教育に携わる人間が

「お金を稼ぐ」という私の発言に対してあまり良い反応をしなかったことである

 

もちろん、八王子から釜石まで来るにはそれなりの目標があるに違いないと思ったから「不純な動機」と言ったのかもしれない

 

あるいは、その部長は過去に新日鐵釜石サッカー部に所属しており、面識こそなかったものの、先輩として、当時後輩の立場にある私に物申したかったのかもしれない

 

まぁなんでそんな発言をしたのかはどうでもよいことである

それより、そのように言われて私が思ったのは

そう言うあなたもお金を稼いでいるんでしょ

ということだった

 

つまり

お金を稼ぐこと自体は不純もくそもなく

生きていくためには最低限お金を稼ぐのは当たり前ではないのか

「不純な動機」という表現が当てはまるとしたら

お金を稼いだ結果何をするのか

という部分にかかってくるのではないか

そう思うのだ

 

またまた熱くなってきてしまった

どんだけねにもっているんだよと我ながら思う(笑)

ちなみに、別にその部長を恨んだりとかないので悪しからず

後悔があるとすれば、その時に何も言い返せなかった自分自身に対してだ

 

話が脱線しまくったし…

完全に単なる不平不満になってしもた…

反省…

もしもこんな日記を最後まで読んでくれたのに、気分を害された方がいたら謝りたい

 

とってつけたようになるが

こうした一見嫌な思い出からも色々と気付きがもらえるわけなので

そんなキッカケを与えてくれた部長には感謝しなければならない

どんな出来事からも気付きや感謝を得ていけば

より良い世の中になると信じている

(そんなこと思っているのに上記の文章たるや…ほんと反省あるのみ…)