~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

憧れのサッカー指導者達

昨日のブログでは、またもや女々しいところを見せてしまったが、私なんて過去の嫌な思い出を忘れられない弱い人間である。

 

今日は、私が憧れたサッカー指導者についてつらつらと書いていきたいと思う。

昨日のブログでサッカー熱のようなものがふつふつと湧き上がってきたことや、サッカーの指導者を知ることで今の自分の考えに至ったこともあり、あらためて思い出してみようと思ったからだ。

 

なお、記憶を遡って書いているので、情報が正しいかどうかは何とも言えないのであしからず。

また私の独断と偏見が含まれていることもご注意いただきたい。

 

アリゴ・サッキ

 

アリゴ・サッキの人生や細かい部分については、Wikipediaなどで調べてもらった方がよいだろう。

(参照:アリゴ・サッキ - Wikipedia)

 

プロ選手経験のないサッキは、サッカーへの情熱を持ち続けた。選手経験はイタリアのアマチュア5部リーグ、日本で言えば都道府県リーグに相当すると思うのだが、草サッカーレベルだったということになる。そんな彼が、当時最強を誇ったACミランの監督、イタリア代表監督、を歴任した。

また彼の生み出した戦術、ゾーンプレスはサッカーの歴史上重要な意味を持った。

今でもマイナーチェンジをしながら、その潮流は生き続けていると思う。

 

私が最も好きなサッキの言葉は『よい騎手になるためには、かつて名馬であった必要はない』というものだ。

彼自身、プロサッカー選手の経験がないことを問われた際に言った言葉とされているが、ユーモアを含みながら、的確に本質をとらえていると思う。

 

ブルース・アリーナ

 

過去2度、アメリカ代表監督を務めた経験のある人で、今回も経歴等の詳細な情報はWikipediaを参照いただきたい。

(参照:ブルース・アリーナ - Wikipedia)

今、Wikipediaのページを見る限りは記載がなかったが、私の記憶が確かならば、ブルース・アリーナ監督は、様々なスポーツからエッセンスを取り入れていたと思う。

(私の検索の仕方が悪いのか…はたまたガセネタだったのか…そうしたエピソードがひっかかってこない)

 

例えば、バスケットボールの戦術を取り入れたり、といった具合に、他の競技から使える部分を使うといった感じだったと思う。

そうした他の分野から取り入れる姿勢というのは、私の考え方にも大きな影響を与えた気がする。

薬剤師として働く今も、他の分野(近いところでは他の医療介護職種だったり、またはビジネスや教育といった分野のことだったり)から得られた知識などを、取り入れているのだが、まさにブルース・アリーナ監督の影響だと思う。

 

ファン・マヌエル・リージョ

 

つい最近までヴィッセル神戸の監督を務めていたことでも有名な監督である。

今回も詳細な部分はWikipediaをご参照いただきたい。

(参照:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フアン・マヌエル・リージョ)

 

彼のどの部分に憧れたかと言えば、15歳から監督をしていた、という経歴と、戦術家でありながら、そのサッカー哲学に魅了されたからである。

と言っても、私はリージョ監督の率いた試合を全て観たわけでもなく、また彼の言葉を全て知っている訳ではない。

 

というのも、今でこそ神戸の監督をしたこともあり、ある程度有名になったが、私が彼を知った当初は情報もほとんどなく、詳細がわからないミステリアスさに魅了された部分もあったのかもしれない。

 

ラルフ・ラングニック

 

ラングニック監督についても、経歴などの詳細はWikipediaに委ねたい。

(参照:ラルフ・ラングニック - Wikipedia)

彼もまた今まであげた監督と同じく、プロサッカー選手の経歴がない。

(ブルース・アリーナ監督については定かではないが)

 

リージョ監督同様、サッカーを情熱的なまでに研究し、新しい戦術コンセプトを打ち出したり、練習方法なども影響を受けたと記憶している。

 

最近では、ラングニック監督の影響を受けた監督が多く、そうした後進への影響という意味でも憧れの監督である。

(参照:新トレンド!? ブンデスリーガは「ラングニックリーガ」になるのか | footballista)

 

私の覚えているエピソードとしては、試合前だったかハーフタイムに、選手に手品を見せた、というものがあったと思う。

 

ハビエル・イルレタ

 

今まであげた監督は、プロサッカー選手の経歴がない人ばかりだったが、イルレタ監督は違う。

スーペルデポルと言われたデポルティボ・ラ・コルーニャを率いていた時に、そのサッカーに魅了されたからだ。

また、私の欧州サッカーの入り口は、デポルティボ・ラ・コルーニャと言っても過言ではなく、当時NHKのBSでスペインリーグが放送されていたのだが、画面を食い入るように観ていたのを思い出す。

欧州チャンピオンズリーグをベスト4まで勝ち進んだ時には(準決勝でモウリーニョ監督率いるポルトに負けてしまった)、自分ごとのように嬉しかった。

確かベスト16でユベントスと対戦し、リアルタイムでTV観戦でぎなかったのだが、ユベントスに勝った夢を見て、起きて結果を確認しその通りになっており、そんなエピソードからも、私がどれだけ熱狂していたかわかるだろう。

 

ジャウミーニャ、マウロ・シルバマヌエル・パブロモリーナ、ファン・カルロス・バレロンディエゴ・トリスタン、ビクトル・サンチェス、ナイベトロイ・マカーイパンディアーニスカローニ、ロメロ、といった私が魅了された時代に所属していた選手名を思い出す。

特に、ジャウミーニャとバレロンは、ファンタジスタと言われる選手達で、サッカーを知らない人が見てもワクワクすると思う。

興味のある方はYoutubeで検索してみることをオススメする。

私の青春時代の一部でもあったデポルティボ・ラ・コルーニャ、その奇跡の時代を率いていたイルレタ監督は、今でも私の憧れである。

 

さてさて、私が憧れた監督を5名紹介(と言っても薄っぺらいものだが)させていただいた。

サッカーの指導者になりたかったこともあり、現場で活躍する監督達に興味を持つのは自然なことであったと思うが、監督達に注目すると、戦術や戦略、マネジメントや哲学、といったことに触れることができる気がしている。

どのスポーツであれ、どんなカテゴリーであれ、指導者や監督といった立場の人間の頭の中をのぞいてみたいものである。

そこには様々な知識や経験があり、それらを知ることは、きっと人生を豊かなものにしてくれるだろうと思っている。