~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

薬剤師が作ったECサイトってないの?

キングコング西野亮廣さんのvoicyを聴き始めて、

そして西野さんのオンラインサロンに入って、

色々な刺激を受けるとともに、

色々と妄想するようになった。

 

今日はそんな妄想を書いていきたい。

私如きの妄想なんて、

どこかの誰かが実現化しているかもしれないが、

まぁ変な髪型したやつの妄想だと思ってくれ。

 

薬局のセルフメディケーション

 

いきなりの見出しではあるが、随分と前から、

セルフメディケーションについて、

日本では議論がされているが、

なかなか進んでいないのが現状である。

 

ここで改めてセルフメディケーションの定義や、

なぜ必要で、なぜ議論されているのか、

次のサイトから引用したい。

平均寿命が長くなり、生活習慣病などが問題になってきた現代において、日々をいかに健康に生きるかが問われています。そこで注目されているのが「セルフメディケーション」です。
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)は定義しています。

セルフメディケーションの効果
1.毎日の健康管理の習慣が身につく
2.医療や薬の知識が身につく
3.疾患により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる
4.通院が減ることで、国民医療費の増加を防ぐ

(引用:セルフメディケーションとは|くすりと健康の情報局)

 

日本では、上記引用の4.に書かれている、

医療費削減について語られることが多いな、

という感覚がある。

 

医療費削減という話をしだすと、

話が大幅に逸れそうなので、

今回は割愛したい。

 

また、

なぜセルフメディケーションが進まないのか、

という話も今回は割愛する。

妄想の話から外れるからだ。

 

さてさて、

セルフメディケーションの推進の話題では、

薬局でのOTC販売があげられる。

 

日本薬剤師会のHPでも、

セルフメディケーションは、自ら取り組むものですが、薬剤師はそのサポートをします

○頭が痛い、おなかが痛い、熱があるなどは日常によく起こる症状ですが、それらの症状のかげに重大な病気が潜んでいることもあります

○特に、突然生じた症状や今までに経験のない症状には注意が必要です

○市販薬を使用するか?それとも医療機関を受診すべきか?判断に迷うときには、薬剤師にご相談ください

(引用:「セルフメディケーション」について |日本薬剤師会)

と書かれている。

 

私は、しがない薬剤師の1人ではあるが、

一応、日本プライマリ・ケア連合学会の、

認定薬剤師を持っており、

プライマリ・ケアと言えば、

セルフメディケーションOTCであるので、

この分野に関しては、

興味津々なのである。

 

しかし、なかなか対応経験数が増えない。

 

なぜかと言えば、

現在働いている薬局の棚の問題があるからだ。

 

人は買い物をしなくなる

 

書籍の要約サイトflierにて、

『2025年、人は「買い物」をしなくなる』

の要約を読んだ。

2025年、人は「買い物」をしなくなる

2025年、人は「買い物」をしなくなる

  • 作者:望月 智之
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

要約ではあるが、学びの多い書籍だったので、

早速購入して読んでいる最中である。

 

さて、前章の最後に薬局の商品棚の話をあげた。

私の勤める薬局は店舗のスペースが狭く、

その分商品棚も狭い。

そうすると、置く薬の数も限られてくる。

 

そんな棚の問題について、

先に挙げた書籍では次のように語られている。

(以下、要約から引用する)

商品を売る店舗は、百貨店・個人商店・スーパー・ショッピングモールというさまざまな形で、消費者のニーズに応えてきた。実はそこには、大きな争いが起こっていた。

その争いとは「棚の奪い合い」だ。どの店も売りたい商品はたくさんあるが、すべての商品を並べることはできない。棚が置けるスペースには限りがあり、その棚の中にもよく売れる棚と、売れにくい棚があるのだ。買い物の歴史とは、「有限の棚を、店舗と店舗で奪い合う」という歴史であり、その戦いは今なお続いている。

(引用:flier,『2025年、人は「買い物」をしなくなる』要約)

 

商品棚に、どんな商品を置くか。

限られたスペースである棚に、何を置くか。

そんな視点の話である。

 

しかし、薬剤師として、

患者さんの訴えに対応するために、

どの商品を置くか考えるのは難しいと思う。

(まぁそれだけ自分の実力不足もあるのだが…)

 

その悩みについては別の機会で語るとして、

この書籍にも書いてあるように、

商品棚をECサイト上に置くというのは、

よくある手法である。

 

ECサイト

 

ここで、私はいつもECサイトという単語は、

何の略だったっけか、と悩むので、

改めてこの場で確認したい。

 

ECサイト(イーシーサイト)とは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのことである。ECとは英語: electronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)の略。

(引用:ECサイト - Wikipedia)

 

商品棚をECサイト上におく、

そうすれば、

どんな商品をおくか、

という問題は解決するんだろうなぁなんて、

素人ながら妄想しながら、

OTC医薬品を販売するのであれば、

薬剤師として患者の状態に合わせて、

アドバイスをしながら商品選択できればいいなぁ、

なんて考えている。

 

既に、

マツキヨなどのドラッグストアのECサイトには、

多くのOTC医薬品は棚に並んでいるのであるが、

そこに薬剤師(もしくは登録販売者)の判断や、

助言などはない。

 

そんな現状を見て、

専門職の関わりがあった方がよいなぁと思う。

 

というのも、OTC医薬品は、

患者の症状に合っていない薬が選ばれる傾向にあると思っているからだ。

 

事実、医師が処方する風邪薬、

痛み止めの類などなど、

多くの成分が市販薬として販売されている。

 

処方箋で処方される成分と、

OTC医薬品として選択される成分に、

違いがないのに(全てではない)

効果を発揮しないのは症状に合っていないから、

ではないかと薬剤師的には思うのだ。

 

薬剤師によるセルフメディケーション

 

薬剤師によるセルフメディケーションは、

上記の日本薬剤師会のホームページからの、

引用にもあるが、

患者の状態に合わせた商品選択だけではなく、

受診勧奨も含まれている。

 

そうしたオンライン上で指導をした上で、

症候判断し、商品選択もしくは受診勧奨する。

 

そんなECサイトがあるとよいなぁ、

なんて思うわけだ。

 

例えば、以前妄想したブログの中で、

ECサイト上に多くの薬剤師が表示され、

消費者はその中から薬剤師を選択し、

その薬剤師にオンライン上で相談し、

その結果商品選択(Amazonのリンクを貼る?もしくは注文代行する?)もしくは受診勧奨する。

(参照:薬剤師の未来を妄想してみた - ~学びと気付きの場所作り~)

 

こんなサイトがあると、

薬剤師の実力も発揮されるし、

利用者も専門職による助言を受けた上で、

OTC医薬品を使用できるのはよいんじゃないかなぁなんて考えたわけだ。

 

アイディアなんて

 

最後に色々と好き勝手に妄想してきた。

 

文章力不足でうまく伝わるか、

何とも微妙であるが、

妄想するのって楽しいと感じる。

 

最初に書いたが、

私の妄想なんて過去に誰かがしているはずだし、

それが現実にないということは、

何らかの欠点や問題があるのだろう。

 

voicy『西野亮廣のエンタメ研究所』を聴いて、

そんなことを思い知らされる。

 

例えば本日の放送である。

 

(2020年4月27日放送)あらためて注目される「クラウドファンディング」、その戦い方/ Voicy - 今日を彩るボイスメディア

 

この放送を肝に銘じながらも、

これからも妄想していきたいと思う。