~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

薬剤師の未来を妄想してみた

毎日聴いているvoicy

車を運転しながら聴いている。

 

昨日だったと思うが、

いつも聴いている『西野亮廣エンタメ研究所』で、

オンラインについて取り上げていた。

 

(2020年4月15日放送)「オンライン」は実力を顕在化する/ Voicy - 今日を彩るボイスメディア

 

内容としては、

(覚えている限りは)

オンライン上での商売になると、

競合相手は全国あるいは全世界になり、

地元のお山の大将は、

壮大な実力社会の中に放り込まれることになる、

といったお話だったと認識している。

(あくまで私の認識です)

 

ここでふと妄想してみた。

 

薬局業界とGAFA

 

突然ではあるが、

GAFAの文字を見ない日はないのではないだろうか、

と思うことがある。

 

ご存知の通り、

GoogleAppleFacebookAmazon

の頭文字を取ってGAFAである。

(参照:GAFA - Wikipedia)

 

様々な業者が、

GAFAの脅威にさらされている、

と言われている。

(参照:日本人は「GAFAの恐ろしさ」を知らなすぎる | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準)

 

GAFAが参入する、

という情報に敏感な様は、

アフリカの大草原でチーターに目をつけられ、

震えている草食動物のようなものなのだろう。

(注意:私は動物に詳しいわけではないのでチーターに目をつけられて逃げもせず震えて怖気付いてしまう草食動物などいない!などとケチをつけないでいただきたい)

 

薬局業界も例外ではない。

 

事実、

アメリカではAmazonの参入が示唆(?)されている。

(参照:日本人は「GAFAの恐ろしさ」を知らなすぎる | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準)

 

上記の参照記事は、

Amazonが買収した、

オンライン薬局『ピルパック』を、

実際に試した様子が書かれている。

 

薬剤師がどのように働いているのか、

この記事では不明なため、

ググッてみることにした。

 

Pill Pack

 

下記のように、

『pillpack pharmacist jobs』と検索してみた。

f:id:GORIABURA21:20200416224746j:image

 

1番上にあがってきたサイトにアクセスしてみる。

f:id:GORIABURA21:20200416225928j:image

う〜ん…

薬剤師がどのように働いているか…

お…下にスクロールすると『Pharmacist』の文字…

f:id:GORIABURA21:20200416230156j:image

クリックすると…

Amazonのサイトに飛んだぞ…

f:id:GORIABURA21:20200416230321j:image

さらに下にスクロールすると…

いくつか『Pharmacist』の文字が…

アクセスしてみると…

f:id:GORIABURA21:20200416230439j:image

どう雇用情報のようか…

DESCRIPTION

PillPack is using design, service, and technology to change the way people think about medicine. We are a small, but growing company and you will have the opportunity to make a tangible impact on both the company as well as the quality of our customers lives. Our team believes that great products come from a diversity of perspectives and that everyone should be involved in the nuances of what we are building, why we are building it, and how we are building it. We are looking for a dynamic and energetic person who loves coming to work every day!


This positions requires you to be licensed as Pharmacist in the state of TX

WHAT WILL YOU WORK ON EVERY DAY?
· Provide clinical support for customers, taking the time needed to understand each unique customers situation
· Check prescriptions that have been entered with high degree of accuracy and efficiency
· Aid in on-boarding of new customers, not limited to but including prescription transfers, account setup, and medication reconciliation
· Provide clinical support for customers, taking the time needed to understand each unique customers situation

Amazon is an Equal Opportunity Employer – Minority / Women / Disability / Veteran / Gender Identity / Sexual Orientation / Age.

BASIC QUALIFICATIONS
· Active and unrestricted Texas Pharmacist license in good standing
· Doctor of Pharmacy (PharmD) degree or equivalent
· 1+ years experience in retail, LTC, or mail-order pharmacy
· Superb clinical judgement
· Expert in customer service and communication
· Strong work ethic
· Ability to work Overnights
PREFERRED QUALIFICATIONS
3 years of pharmacy experience in retail setting
Experience in LTC or Retail Setting

(引用:Staff Pharmacist - Job ID: 1104407 | Amazon.jobs)

(Google翻訳:

説明

PillPackは、デザイン、サービス、テクノロジーを利用して、人々の医学に対する考え方を変えています。 私たちは小規模ですが成長している企業であり、企業と顧客の生活の質の両方に具体的な影響を与える機会があります。 私たちのチームは、優れた製品は多様な視点から生まれるものであり、誰もが私たちが構築しているもの、なぜ私たちが構築しているのか、どのように構築しているのかというニュアンスに関与するべきだと信じています。 私たちは毎日仕事に来るのが大好きなダイナミックでエネルギッシュな人を探しています!


このポジションでは、テキサス州の薬剤師としてのライセンスが必要です。

あなたは毎日何をしますか?
・お客様に臨床サポートを提供し、お客様ごとの状況を理解するために必要な時間をかけます
・高い精度と効率で入力された処方箋を確認する
・新規顧客のオンボーディングを支援します。これには、処方箋の転送、アカウントのセットアップ、薬の調停が含まれますが、これらに限定されません
・お客様に臨床サポートを提供し、お客様ごとの状況を理解するために必要な時間をかけます

アマゾンは機会均等雇用者です–マイノリティ/女性/障害/退役軍人/性同一性/性的指向/年齢。
基本的な資格
・有効な無制限のテキサス薬剤師免許
・薬学博士(PharmD)または同等の学位
・1年以上の小売、LTC、または通信販売の薬局での経験
・優れた臨床判断
カスタマーサービスとコミュニケーションの専門家
・ 確固とした労働倫理
・夜通し働く能力
推奨資格
小売業における3年以上の薬局経験
LTCまたは小売設定の経験)

 

う〜ん…

臨床サポートとか書いてあるが…

何ともつかみづらいな…

日本の服薬指導のような感じのものは無さそうね…

 

思い切って、

日本語でググッてみるとしよう。

『ピルパック 薬剤師』と検索してみた。

f:id:GORIABURA21:20200416230912j:image

 

すると、以下のサイトで、

薬剤師がどんなことをしているか、

つかむことができた。

(参照:「服薬の常識」と流通を変える次世代型「オンライン調剤薬局」がやってきた|WIRED.jp)

どうやら、アプリを用いて服薬相談をするようだ。

 

先日のプライマリケア認定薬剤師セミナーにて

 

そういえば、先日、

(COVID-19が猛威をふるう前)

東京にて開催されたセミナーで、

オンライン服薬指導についての時間があった。

 

f:id:GORIABURA21:20200416231501j:image

講師は、武藤真祐先生である。

(参照:武藤真祐 - Wikipedia)

 

この時のことは別のブログにも書いたのだが、

(参照:AIと医療と私 - ~学びと気付きの場所作り~)

このブログ記事でも取り上げたYaDocでは、

患者の生活や行動もわかり、

アプリによる服薬相談の際にも、

よりよい服薬指導(現在の日本の服薬指導に近いもの)

ができそうだなぁなんて想像できる。

 

さて妄想の時間です

 

今回のタイトルにもある妄想であるが、

例えば、オンライン薬局で薬をもらった際に、

今の日本の『かかりつけ薬剤師』に近い形で、

患者がどの薬剤師から服薬指導を受けるのか、

選ばなければならないとする。

 

ちょうど、

添付した写真のように大勢の薬剤師が表示され、

この中から選ぶ感じだとする。

f:id:GORIABURA21:20200416232330j:image

しかも、妄想の話なので、

リモートワークが進んだ未来、

薬剤師は地域など関係なく表示されている、

と仮定しよう。

(現在の薬機法とかは無視ね)

 

そうした場合、

どんな薬剤師が選ばれるのであろうか。

 

最初に取り上げた、

西野氏のvoicyの内容のように、

実力が否応なく問われるのだろう。

 

もしかしたら、

肩書きとかでも選ばれるのかもしれない。

写真の下に、

その薬剤師が持っている認定資格などが表記され、

患者さんはそうした情報を見て選ぶのかもなぁ。

 

もしくは、

性別とか、

見た目とか、

あるいはAmazonのカスタマーレビューのように、

各薬剤師が星いくつとかで評価されたりして、

それを見て選ぶ人もいるかもしれない。

 

または、

SNSで有名な薬剤師だったら、

フォロワーさんから選ばれやすいのかもしれない。

 

まぁ妄想なんだが。

 

どんな未来が待っているかはわからないが、

少なくとも実力社会になっているのは、

現状でもその方向に行っていることを考えると、

間違えなさそうである。