~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

薬局の役割を説明する際に

キングコング西野氏のvoicyを聴き始めて

色々な学びを得た

 

曰く、文章がうまくなる方法は

『書き続けること』と説き

曰く、毎日続けるコツは

『休まず続けること』と説く

 

その2つを胸に刻み

クソみたいな文章でも継続してきた

 

そんな中で色々と

あれも書いてみたい

これも書いてみたい

と沢山のネタが湧き出ているので

自分の思考トレーニングとして

また自分の文章トレーニングとして

書き記していきたい

 

日々の業務の中で

 

薬局で日々患者さんとお話する中で

自分なりに試行錯誤しながら得た

小さな成功体験というものを

記録として留めておこうと思う

 

ただし

あくまで私自身の経験則であり

文章にする過程において

自分自身の思考整理も兼ねているため

中身に関しては突っ込みどころ満載である

その点悪しからず

 

でははじめよう

 

薬局の役割を説明する際

 

初来局の方でも

何度か足を運んだ方でも

薬局の役割について説明することがある

 

もちろん

長々と説明するわけではなく

お薬を袋詰めして最後の手渡し間際にさらっと説明する感じである

 

その文言は

「薬局では薬の効きすぎで様々な症状が起こっていないか確認していますので、些細なことでも気になる症状があれば相談してくださいね」

文章にするとまずまず長いな、と自分で突っ込みを入れてしまった…

 

この文言を伝えた時の

患者のリアクションもまちまちであり

相手の反応によって

その後の展開は変わっていく

 

相手の反応に応じて

 

その①

リアクションが淡白な場合

 

薬局に来る方は色々であり

薬剤師からの発言なんざ

全く耳を貸さない方もいる

 

私の場合はそういった方には深追いしない

 

そのかわりに先程の薬局の役割を説明する文言を

多少ニュアンスを変えてでも繰り返し伝えていく

 

繰り返しと言っても、私が勤務する薬局の場合は、薬剤師が私を含め2〜3名であるため

かかりつけ薬剤師として担当している患者さんでもない限り、毎回私が担当することはない

なので、私が担当する際には毎回伝えていく感じだ

 

繰り返し伝えていくことで少しでも理解してもらえればと思うし

リアクションが薄い方には

それ以外にも質問ポイントのようなものがあるので

それに関してはまた紙面を割きたいと思う

 

その②

食い付きが見られた場合

 

『食い付き』と抽象的な表現をしたが

患者の表情や仕草を含めたノンバーバルな印象を『食い付き』と表現した

 

そういった食い付きが見られる場合は

例を示して

病院と薬局の違いを説明する

「例えば〇〇な症状があった時に、病院の医師は何かの病気の前触れでないかと考え、薬局の薬剤師は何か薬の影響がないかと考えます」

「もしも薬局で、薬の影響かなと思ったら、〜さんに合った薬はどれかと医師と話し合います」

 

こんな感じで声かけすると

多くの患者さんは納得してくださるなぁと感じている

(前述の通り、私の経験則です)

 

その③

「薬の効きすぎなんてないよ!」

「ずっと同じ薬を飲み続けているんだから大丈夫!」

というリアクションをとる方に対しては

薬物動態を交えて次のように伝えている

 

『薬の効きすぎなんてない』発言の方には

「〜さんの言うように、薬の効きすぎかどうか判断するのは難しいのです、ですので、知らず知らずのうちに薬の副作用が出ていて、その副作用に対して別の薬で対応していたり、また、薬の副作用だと思って自己調節していたら、実は違うなんてことがあったりします、そうならないよう、薬剤師として薬の効果や副作用について確認しているんですよ」

(原文ままではないが、こういったニュアンスを伝えられる文言を選択している)

 

『ずっと同じ薬を飲んでいるから大丈夫』発言の方には

「俗に言う薬の副作用は、飲み始めだけでなくて飲み続けていく中で起こることもあります、〜さんは薬がどのように体の中から抜けていくかご存知ですか?簡単に説明すると、薬は体の中に入ると肝臓で処理されて腎臓でオシッコに混ざって外に出て行くんですね、この過程の腎臓なんですが、腎臓は年齢を重ねていく毎に衰えていくことが知られています、ですので同じ薬を飲み続けていても腎臓で処理しきれなくなった時には薬の効きすぎということが起こるのです、もちろんそうならないように薬剤師として確認していますのでご安心ください」

(2度目だが、原文ままではないが、こういったニュアンスを伝えられる文言を選択している)

 

いやぁ、意外に文章にすると長いが、何度も同様の説明をしているので、特に時間をかけずにお話している(つもりである)

 

こういった内容で説明すると

たいていの患者さんからは『なるほど』といったリアクションを得ることができるなとの実感がある

(ただし、一言一句同じ言葉を発しようとしているわけではなく、あくまで内容と順番が大切かなぁと感じている)

 

私の経験に基づくものではあるが

こんな感じで今後もまとめていきたいと思う

自分自身の思考整理のために

自分自身の文章トレーニングのために