~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

自分の得意分野って何

毎日更新継続中

『乃木坂ってどこ』みたいな響きのタイトルだなぁ

と我ながらツッコミを入れる

 

高校時代に流行ったモー娘。

周りの友達が誰が1番好きかといった話題で盛り上がっていた時

硬派ぶっていた当時の私には

あまり興味がわかなかった

 

30歳を目前に控えた頃

たまたま見た雑誌で

乃木坂46橋本奈々未さんを見て興味を持ち

冒頭の通称乃木どこを見て

アラサーにしてアイドルにはまってしまった

 

握手会こそ行かなかったものの

CDやDVDは買いまくったな…

妻との出会いをきっかけに足を洗ったのだけれど…

 

前振りが長くなってしまったので本題に入ろう

 

あなたの得意分野はなんですか?

 

盛岡の尊敬する薬剤師に

「俺は吸入とか呼吸器とか、これだけは譲れないってくらい、比較的得意な分野があるけど、あんたは?」と質問されたことがあった

 

彼は見た目とは裏腹に真面目にコツコツ勉強し

得た知識を発揮しながら

患者や他職種から信頼を得ている

 

そんな彼からの質問に

私は「ん〜プライマリ・ケアかな」と答え

「それ広すぎるでしょ笑」とつっこまれたわけだ

 

居酒屋のカウンターでの出来事

2人で熱い話を語らっている最中のことであった

 

また薬剤師である妻から

「あんた、こんなこともわからないで、本当に薬剤師なの!?」とよく言われる

自分でも本当にまだまだだなと反省するばかりだ

 

薬剤師として何ができるか

 

そんな私も

一応、日本プライマリ・ケア連合学会の

認定薬剤師資格を持っているのだが

いつも自分の得意分野は何なのだろう

と思い悩んでいる

 

と言うのも

今まで様々な凄い薬剤師達を見てきて

どうしても比較してしまう自分がいるからだ

 

そして今日

Twitter上でまた凄い薬剤師に出会った

もっくん@セックス薬剤師

である

 

アカウントがふざけていると思って馬鹿にしてはいけない

彼は本当に凄い、いや凄すぎるのだ

 

彼のプロフィールには

日本で唯一の早漏・膣内射精障害・ED(勃起不全)・更年期障害・SEX・ホルモン・不妊専門の薬剤師

とある

(↓そんな彼のドラッグストアHPがこちら)

男性ホルモン・精力剤専門店 もりもの薬箱

 

彼の専門性はプライマリ・ケアにも通じると思う

なぜなら、この分野で悩みを抱えている人は沢山いると思われるからである

(↓プライマリ・ケアとは?(医療者向け))

日本プライマリ・ケア連合学会|学会について プライマリ・ケアとは?(医療者向け)

 

この分野は患者さんだけでなく医療従事者もなかなか声を大にして言えない(特に日本では?)

しかし人間である以上無関係ではいられない

いやむしろ動物で考えれば種の存続に関わる問題だ

 

そんな彼は以下のようにツイートしている

今は取り組みにくいことだと思っていますが、いずれは「性の悩み=薬局に聞く」くらいの時代にしたいです。

(Twitter連携がうまくいかず引用にしてみた)

素晴らしい理念を持っていると本当に尊敬するばかりである

 

ビジネスの視点から考えてみる

 

最近キングコング西野さんのvoicyを聴いていて

『価値とは希少性』ということを意識するようになった

薬剤師であれば

この薬剤師は他の薬剤師と比べてどこが違うのか

そうした視点が重要になると思う

 

下記の4象限で考えてみよう

(図がないんかいと突っ込まれるかと思うがご容赦いただきたい)

縦軸を

メジャー

ニッチ

横軸を

非日常→日常

として患者さんの病態や悩みを4つに分けてみる

 

ちなみに、ニッチとは

ニッチとは「隙間」の意味である。大企業がターゲットしないような小さな市場や、潜在的にはニーズがあるが、まだビジネスの対象として考えられていないような分野を意味する。

(引用・コトバンク)

という意味である

(お恥ずかしい話だが私は日常的に使っていないのでニッチの意味を知らなかった)

 

メジャーかつ日常→便秘、排尿障害、睡眠障害生活習慣病など

メジャーかつ非日常→癌、認知症など

ニッチかつ日常→性の悩み

ニッチかつ非日常→障害、希少疾患など

 

(やってみたものの上手く分けられたとは言えないなとも思うし異論もあるだろう)

 

ニッチな分野である『性』に挑むということは

薬局業界ではまだ誰も挑戦していない分野に挑んでいるという意味である

 

彼の挑戦を応援したいと思う

そして私も『得意分野はこれです』と胸を張って言えるようになりたい

彼の活動を知りそう感じた