~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

なりたくなかった大人の思考にいつのまにかなっていた

気軽にブログ更新しようと思い立って2日目

飛ばし過ぎて3日坊主になるのがわたくしの通例であるので

ほどほどにいきたいと思う

 

釜石の宝がJ1へ

 

今月8日

FUJI XEROX SUPER CUPをテレビで観ていた

子供のお昼寝時間なので消音にして試合を楽しむ

何気なくヴィッセル神戸の今季新加入選手が表示された

『菊池流帆』

岩手県釜石市出身

同市初のJリーガーである

釜石中出身の菊池流帆選手、国内最高峰サッカーJ1へ〜天皇杯優勝の神戸に加入、J2山口から移籍 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

 

菊池選手がまだ中学生だった頃

一度だけ練習をしたことがある

私が新日鐵釜石サッカー部に所属していた頃の話だ

(と言ってもこちらが一方的に覚えているだけで残念ながら菊池選手と親交があるわけではない)

 

その当時

中学を卒業したら青森山田高校サッカー部に入りたいと話しており

シーズンが始まる前の社会人チームの練習に中学生の頃から自主的に参加していたわけだ

 

一緒に練習をしていた部員の誰もが

青森山田に行っても難しいんじゃないか

と口にしていたのを思い出す

 

当時から全国区であった青森山田高校である

そう思う大人がいてもおかしくない

事実、菊池選手の父親もそう思っていたようだ

超絶ラッキーボーイ|菊池流帆|note

その後の道のりは添付したnoteを参照してもらいたい

 

ここで今回のブログのタイトル

『なりたくなかった大人の思考にいつのまにかなっていた』の話に移そう

 

大人は自身の経験から挑戦に対して寛容になれない

 

今度は私の話をしていきたい

高校時代に進路を決める際

周りの大人や友達に相談したりした

その度

進路希望に対してあれやこれや発言され意欲を削がれていったことを覚えている

 

もちろん私から相談された人達は

意欲を削ぐつもりで発言していないと思う

私のことを思って色々とアドバイスをくれたのだろう

だが結果的に私の意欲は削がれていった

 

今思えば

私の意欲や意志などその程度のものだったのだろう

自分の人生に後悔などしていないし

その当時に戻ってやり直したいとも思わない

 

ただ

こう言った経験から

将来子供達から相談を受けたのだとしたら

その子の可能性を信じて応援できる大人になりたい

と思っていた

 

 

しかし

冒頭の菊池選手の中学生時代を見た時に

青森山田に行っても難しいのでは

と私も思っていた

もちろん口に出してはいないものの

心の中ではそう思っていた

 

あぁ

あの時になりたくなかった大人の思考をしてしまったんだな

そんな思考をしていた自分が嫌になる

 

まぁそんなこと言っても過去のことなので

これからはそんな思考にならないようにしたいと思うばかりである

 

自己嫌悪に陥るのはさておき

挑戦しようとする者の周りに

可能性を信じて応援する人ばかりいればよいのであろうか

そんなことはないのではと考える

 

さまざまな考えの人がいる世の中

 

挑戦するものが周囲から反対されるのは世の常であるが

反対されるからこそ

よろ大きなエネルギーで目標に向かっていけることもあるだろう

そう考えれば反対する者の1人になっていた自分にも意味はあったのかもしれない

(菊池選手のケースでは面と向かって反対したわけではないが)

 

最後に

ドイツの哲学者ショーペンハウエルの言葉でしめくくりたいと思う

シャーペンハウエルは

物事が成功するまでには3段階あると指摘している

第1段階→嘲笑される

第2段階→反対される

第3段階→同調する

 

何か挑戦しようとするものがいた時

最初は馬鹿にされて笑われ

その挑戦が成功する兆しを見せる時

人々は理由なく反対し邪魔をする

そして第3段階に至った時には

これまで嘲笑し反対していたような人々が同調するようになってはじめて物事は成功するという内容である

 

嘲笑されても

反対されても

自分の可能性を信じて突き進んでいける人こそ

成功するのかもしれない