~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

地域で活動する理由

前回ブログでは、

薬局の外でのコミュニティが出来たことが、

地域で活動する理由の一つであると書きました。

 

manabi-to-kiduki-no-bashodukuri.hatenadiary.jp

 

地域の人々とのつながりが、

活動の原動力の一つということです。

 

それともう一つ、

何故、地域で活動するのか?

に対する答えがあります。

 

自分の住んでいる地域を考える

 

今、住んでいる街は、今後どうなっていくのだろうか?

皆さん、一度は考えたことがあるかもしれません。

 

2014年だったでしょうか。

話題になったキーワードとして、

消滅可能性都市

がありました。

 

少子化と人口減少が止まらず、存続が危ぶまれると指摘された

896市町村(全国の49.8%) 。2014年5月に

民間研究機関「日本創成会議」(座長・増田寛也総務相

が発表した。2010年からの30年間で、

20~39歳の女性の人口が5割以上減少することが指標。

引用・出典:コトバンク朝日新聞掲載「キーワード」

 

このニュースを見たときに、

自分の住む釜石市の将来を考える機会を得ました。

 

釜石市の現状

 

釜石市は、震災後に人口は減り続け、

3万5千人を下回り、高齢化率も35%を超えています。

 

自分の住む、居心地の良い、愛着のある街が、

このままでは、将来消滅するかもしれない…

 

論理が飛躍してはおりますし、

単純な発想ではありますが、そんなことを考えさせられました。

 

魅力ある街へ

 

人口減少が進むのは何故か?

 

もちろん様々な要因があると思います。

 

そこで、薬局に勤務している、

医療従事者の一人として、私は考えました。

 

地域住民が、安心して暮らせる街ならば、

釜石から出ていく人も少なくなるのではないか?

 

そして、その為に、我々医療従事者に出来ることは何だろうか?

と考えた時に、質の良い多職種連携の必要性を感じました。

 

それが当たり前のようになされる街、

それこそが、安心して暮らせる街の条件の一つではないか、

そう考えたわけです。

 

もちろん、安心して暮らせる街とは、

人それぞれ異なるものだと思います。

サービス提供者側として、独りよがりな意見かもしれませんが、

そう漠然と考えたわけです。

 

質の良い多職種連携に必要なものとは

 

多職種連携の必要性、

それが叫ばれるようになって、

かなりの年月が経っていると思いますが、

いまだにその必要性についての論考が沢山あるのは、

達成されていない現状があるからではないでしょうか。

 

一朝一夕にいかない課題ではありますが、

その課題に向き合い続けることが一番必要です。

 

ここで、連携に必要なものを考えていきたいと思います。

それは何でしょう。

 

私が考えているのは、

・それぞれの職種に何が出来るのかをお互い知ること、

・それぞれの職種が出来ることを増やし続けること、

その両方をコツコツと積み上げることです。

 

それを成し遂げるためには、

地域での活動が鍵になると思うのです。

 

薬局の外に出て活動する

 

地域に出る、つまり、

薬局の外に出る、

そんなことはなかなか出来ないよ。

そう感じる方もいるかと思います。

 

そう思う方は、こう考えてみてはいかがでしょうか?

 

自分が高齢者になった時に、

この街で安心して暮らせるのだろうか。

 

今、少しずつでも良いので、

地域作りのために活動することは、

いずれ自分の為にもなると思います。

 

このブログでは、どんな活動が出来るのか、

私の経験や、考えをお伝えしながら、

読んでいる皆さんが、少しでも考えるキッカケになればと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。