~学びと気付きの場所作り~

◆地域での活動や、日々試行錯誤した事について書いています◆

気付きはgiveから

まず、前回のお話の中で、付け足したいことがあります。

 

manabi-to-kiduki-no-bashodukuri.hatenadiary.jp

 

構成の『最後に』では、

まとめ以外に特別なことはしない、と書きましたが、

場合によってはグループチャットを加えることもあります。

 

研修会の中で、参加者が、

気づいたこと、感じたこと、などを、

グループチャットで振り返るのです。

 

簡単ではありますが、思い出すことで、

記憶が強化されるのではないか、と思っています。

 

さて、今回の内容は、今までとは異なり、

最近、私が日々の仕事の中で心がけているポイントについてです。

 

気付きとは何か

 

ブログのタイトルにもある“気付き”、

私自身が日々の実践の中で感じていることを、

皆さんにお伝えできればと思います。

 

ブログの先輩方のように、理論や裏付けのない、

陳腐な文章になってしまうかと思いますが、

お付き合いしていただければと思います。

 

き-づき[気付き]

それまで見落としていたことや問題点に気づくこと。

「小さな気付きが大発見につながる」

「日々の気付きが成長をもたらす」「生徒の気付きを促す」

参照:デジタル大辞泉

 

他にも、『ハッとする』とか、『あっ!と思う』と表現される気付き。

私としては、もっと弱く緩く、

『へぇ〜そうだったんだ〜』ぐらいの感覚です。

秘密のケンミンSHOWのナレーションを思い出していただき、

心の中で呟く感覚とでも言いましょうか。

 

そんな弱く緩い気付きを継続して得ることが出来ると、

きっと人の行動は変わるのではないか、そう思って日々活動しています。

 

takeよりもgiveを

 

give & take という言葉は皆さんご存知かと思います。

この言葉の本来の意味とは異なるのかもしれませんが、

薬剤師と話をしていて、takeばかりになっているなぁ、

と感じることがあります。

 

「医師から薬剤師に指示してもらわないと何も出来ないです」

「検査値を教えてもらえないと何も出来ないです」

「病名が分からないと何も出来ないです」

 

上記の例では、それぞれ、指示、検査値、病名、といった情報を得たい、

という気持ちが垣間見えます。

もちろん、そんなことを言う薬剤師ばかりではありませんが、

たま〜にそういった声が聞こえてきます。

 

そんな時に、takeばかりになっているなぁ、と感じるのです。

そして、私はこう考えます。

こちらからgiveしようよ、と。

 

どんなことをgiveするか

 

内容は、何でも構わないと思っています。

場面にもよります。

対面なのか、紙面やメールを通してなのか、

それによって内容や表現は異なります。

 

とはいえ、私が伝えている内容は、他職種であれば、

薬剤師として考えていること、

患者さんに対する気持ち、

といったものだったり、同じ職種であれば、

研修会のお知らせ、

偉大な方々のブログ、

といった第三者からの情報だったりします。

 

そんな情報を渡し続けていると、相手も変わってくる、

そう実感するのです。

 

 

もちろん、私も人間ですので、

相手の行動変容といった結果を得たい(take)

と感じることもあります。

そんな時は、今回のタイトルのように、

まずはgive、とにかくgive、と思って続けます。

期待しすぎないようにすることも大切だと思うからです。

 

そもそも、人間そう簡単に変われるわけがない、

といった前提に立ち、その立ち位置を見失いそうになるときに、

まずはgive、とにかくgive、と思って期待しすぎないことを心がけています。

 

薬剤師から情報という名のパスを

 

薬剤師は情報という名のパスをgiveする役目なのではないか、

最近そのように考えています。

言い換えれば、得点する役目ではなく、アシストする役目です。

 

薬剤師からの情報提供 (パス・give)

相手が気付きを得る (take)

相手の行動が変わる (得点)

 

相手が患者さんであれ、医師であれ、他職種であれ、薬剤師であれ、

薬剤師自らは黒子に徹する気持ちも大切なんだと思います。

 

急に例えがサッカーの話になっていまいましたが、

日々こんなことを考えているやつがいるんだ〜

と思って読んでいただければと思います。

 

今回はここまでにして、次回は、

私の頭の中の、薬剤師とサッカーの結びつき、

についてお話ししたいと思います。

 

まとまりのない文章ですが、

最後までお読みいただき感謝いたします。

こんな私の文章から何か感じていただければ幸いです。